6月30日の誕生花スカビオサ
花言葉は「不幸な愛」「私はすべてを失った」
開花期は5月から10月です。原産地はヨーロッパ、アジア、アフリカです。
外側の花びらは放射状に広がり、中心に小さな花が盛り上がる様に咲かせ大変上品な花です。
花色は紫、青、赤、ピンク、白などの花を咲かせますが、おもに紫色の花を咲かせます。
学名で「Scabiosa（スカビオサ）」は、ラテン語の「scabiea（スケイビーズ）《疥癬（かいせん）》」
が語源となり、この植物が薬草として皮膚病に用いられたことに由来するといわれます。
また和名では「マツムシソウ（松虫草）」とも呼ばれ、松虫が鳴く夏から秋頃、開花するため付けられたと
いわれています。
日本で紫色といえば高貴なイメージがある色合いですが、ところが西洋では事情が違います。
ギリシャ神話から紫色は悲しみをあらわす色とされ、西洋では紫色の花は哀しみの象徴とされ、スカビオサは、伴侶を失った未亡人に贈る花として用いられています。
このことが花言葉の由来されているのでしょう。