6月10日の誕生花アカンサス
花言葉「美術」「技巧」「離れない結び目」
日本ではあまり知られていませんが、地中海沿岸が原産地のアカンサスは、
ギリシャの国花に指定されるなどヨーロッパではなじみの深い植物です。
アカンサスの花は、スラリと茎を長く伸ばし特徴的な花を咲かせます。
しかし、古代ギリシア建築のコリント式の円柱に装飾柄として使われるくらい
『葉』が美しいとされています。
深く切り込みが入った濃緑色で光沢のある大きな葉が大変見ごたえがあり、
大きさも50~60㎝になります。
アカンサスの葉が古代ギリシャ建築の柱装飾のモチーフになっていることから
「美術」「建築」「技巧」とギリシャの建築の美を思わせる
花ではなく葉を由来とした花言葉がつけられました。
「離れない結び目」の花言葉は、大きな葉が幾重にも重なり合って
いることが由来されています。