11月1日の誕生花はアケビ
花言葉は「才能」「唯一の恋」です。
アケビは日本の山野に自生するツル性の落葉低木の一種です。
春に薄紫の可愛い花を咲かせます。また通常の植物は雄花と雌花をが一緒に咲きますが、アケビは雄花と雌花が別々に咲きます。ほんのりと芳香がするのも特徴です。
秋になると長細いたまご型の果実をつけます。果実は薄紫色や紫色、熟すと果皮が割れて、白色のゼリー状の果肉を覗かせます。果肉の中にある無数の黒いものは種子となります。果肉は甘く滋養強壮の効果があり、また茎には生薬を含み、利尿やむくみ解消の効果があります。ツルは籠などの工芸品の素材としても利用されています。
アケビの花名の由来は、果実が割れる様子が、人が口を開けている様に思わせる事から「開け実」が「アケビ」に変化したと言われています。また人が「あくび」をしている様にも見える事からきているとされています。
花言葉の「才能」は春には可愛らしい花を咲かせ、果実は食用になり、茎やツルは生薬や工芸品など様々に活用できる事から由来しています。
「唯一の恋」の花言葉は、雄花と雌花が別々に咲くことからちなんでいます。