3月25日の誕生花|ハナカイドウ
ハナカイドウはバラ科リンゴ属の落葉果樹で、ピンク色の花の形が桜と非常によく似ています。
原産は中国で、唐の玄宗皇帝がほろ酔いで眠る楊貴妃の姿を見て「海棠(カイドウ)の眠り未だ足りず」と例えたことが名前の由来であると言われています。
北海道から九州まで日本の各地に分布しており、暑さと寒さ両方に強く、一般家庭でも育てやすいため庭木としても親しまれています。
開花時期は4月~5月で、枝の先っぽから垂れ下がった小さな花を半開で4~6つ程度咲かせます。
花言葉は「温和」「美人の眠り」「艶麗」。
これはハナカイドウの名前の由来でもある楊貴妃にちなんでおり、楊貴妃自身もこの花をとても気に入っていたことから、彼女の美しさを連想させる言葉が由来となっています。