11月21日の誕生花はイチョウ（銀杏）
花言葉は「長寿」「荘厳」「鎮魂」です。
イチョウはモミジと同様、日本の秋を彩る代表的な樹木です。神社や寺、街路樹などによく見掛けられ黄色く色づく紅葉の景色は大変見事なものです。
イチョウは約2億年前から存在し、色々な場所から化石が発見されており「生きた化石」と呼ばれる植物です。氷河期から現在に唯一残った植物でもあります。
イチョウの花は雌雄異株（しゆういかぶ）で、銀杏（ぎんなん）が出来るのが雌株（メカブ）と、花のみの雄株（オカブ）に分かれています。雄株（オカブ）は春に花を咲かせ花粉を飛散させて、雄株（オカブ）の下にある雌株（メカブ）に花粉落としていきます。雌株（メカブ）は花粉を受け取り受精し、食用にもなる「ぎんなん」の実をつけます。「ぎんなん」は日本や中国では、古くから食材のほか薬にも利用されてきました。
花言葉の「長寿」はイチョウは「生きた化石」と呼ばれ樹齢1,000年を超えるものも少なくないという事から由来しています。
「荘厳」「鎮魂」の花言葉は、神社やお寺などにも見かけられ御神木である事からちなんでいます。