３月２４日の誕生花｜カタクリ
カタクリはユリ科カタクリ属の多年草で、原産は日本や東アジアです。
元々は球根に含まれるデンプンが片栗粉の材料とされていましたが、カタクリは栽培が非常に難しいため、現在ではジャガイモ等のイモ類が代用品として使われているようです。
北は北海道から南は九州まで、ほぼ日本全国に分布し、3月～4月の早春に花を咲かせることから「春の訪れを告げる花」としても知られています。
初夏には既に葉を落とし、他の植物の成長期である夏には冬眠ならぬ夏眠に入るため、地上に生えて出る期間はわずか3か月ほど。
花言葉は「初恋」「寂しさに耐える」で、これはカタクリの花がうつむき加減に下を向いて咲く姿が、うぶな初恋や寂しさに耐える姿を連想させることが由来と言われます。
