9月1日の誕生花はキキョウ(桔梗)
花言葉は「気品」「永遠の愛」「変わらぬ愛」「誠実」です。
キキョウ(桔梗)は万葉集にも詠まれ、古くから日本で親しまれてきた、秋の七草の一つでもあります。
日当たりのよい草原に自生する多年草ですが、現在では野生の品種は絶滅危惧種に指定されています。
花色は青、紫の他にピンク、白があります。花びらは通常5枚で星形に咲く一重咲きのものの他に、
種類によっては花びらの枚数が多いい、八重咲きのものなど、改良を重ね今ではたくさんの品種が
出回っています。
また、キキョウの根は古くから生薬としても使われており、現在でも漢方薬として用いられています。
花名の由来は、中国で漢方の生薬の名前である「桔梗(キチコウ)」が変化し、「桔梗(キキョウ)」と
呼ばれるようになりました。
花言葉の「気品」はキキョウの花色の紫色は、日本では高貴な色とされていることからちなんでいます。
「永遠の愛」「変わらぬ愛」の花言葉は、行方の分からない、愛する人を待ち続けた女性の伝えに
由来しているとされています。
「誠実」はキキョウの凛とした上品な花姿と、誠実である、本来の日本人の姿に結びつけたと考えられます。