12月3日の誕生花はラベンダー
花言葉は「沈黙」「私に答えてください」「期待」「不信感」「疑惑」です。
ラベンダーは、地中海沿岸を原産とするシソ科の植物です。
アロマオイルやアロマキャンドルの代表ともいえる「香り」が有名で、また、ラベンダーが持つ殺菌、抗菌効果もあり、古くからヨーロッパでは生薬としても用いられてきました。
開花期は5月~7月、花茎の先端に穂状の紫色の小さな花をつけます。乾燥した環境を好み、日本の高温多湿が苦手としています。北海道は、ラベンダーの生育に適した環境で、ラベンダー畑が観光で有名な富良野では7月に見頃を迎えます。
ラベンダーの学名「Lavandula(ラバンジュラ)」は、ラテン語で、「洗う」を意味するlavare(ラワーレ)が語源となっています。古代ローマ人はラベンダーを入れた水で洗濯したり、入浴の際にお湯に入れたりしていた事に由来されていると言われています。
花言葉の「沈黙」は、ラベンダーの香りは、気分を落ち着かせる効果がある事からきています。
「私に答えてください」「期待」の花言葉は、ヨーロッパの逸話で、ラベンダーという名前の少女が、想いをよせる青年に告白できず一輪の花になってしまったという物語から由来されています。
「不信感」「疑惑」の花言葉は、ラベンダーの小さい花に対して、香りが非常に強いことから付けられています。