6月23日の誕生花は都忘れ(ミヤコワスレ)
花言葉は「しばしの憩い」「しばしの慰め」「しばしの別れ」「また会う日まで」「短い恋」
都忘れ(ミヤコワスレ)は、キク科で古くから日本人にとってなじみが深い山野草です。
開花期は5月から6月頃で野菊のような小さく可憐な花を咲かせます。
花の中心が黄色で花びらは紫やピンク、白などがあります。
小さい花ですが特に濃い紫のものはよく目立ちます。
江戸時代には庭の下草(したくさ)やお茶の席に飾られる花として愛されてきました。
都忘れ(ミヤコワスレ)の名前の由来は、鎌倉時代の1221年《承久の乱》に敗れ佐渡へ流された
後鳥羽上皇の息子、順徳天皇が庭に咲いていた小さい可憐な花を眺め、
都への思いを忘れようと、和歌を詠んだという伝えから付けられたといわれています。
花言葉の「しばしの憩い」「しばしの慰め」も佐渡に流された順徳天皇の
この伝えが由来されているといわれています。