10月17日の誕生花は水引(ミズヒキ)
花言葉は「慶事」「祭礼」「感謝の気持ち」「喜び」です。
水引(ミズヒキ)は夏から秋にかけて、細い茎に小さな花を咲かせる多年草です。
北海道から沖縄に至る日本全土に広く分布しており、水辺や林の中、路傍、畑のあぜなどに育成しています。
8月~11月頃、細長く伸びた花茎に小さな花穂をたくさん付けます。花には花びらがなく、硬い蕚(がく)に包まれています。蕚は紅白に染まり、上から見ると紅、下から見ると白く見えます。花弁状の萼は4枚に裂けていますが、午前中の数時間だけ萼は開き、閉じているときは米粒が並んでいる様に見えます。
古くから茶室に飾る茶花として利用されるなど、秋を代表する山野草であり、多くの歌人たちにも詠まれています。
水引の花名は、お正月飾りや慶事の熨斗(のし)に添える水引に似ていることから付けられています。
花言葉の「慶事」「感謝の気持ち」は、花名の由来である紅白の水引からきています。
「祭礼」の花言葉は、水引の紅白の花色から「おめでたい」事を表しているのではないでしょうか。