5月26日の誕生花はオリーブ
花言葉は「平和」「知恵」
花言葉の「平和」は旧約聖書「創世記」ノアの箱舟の物語がちなんでいます。
太古の昔、神は地上で悪行をくり返す人々が増大する事に大変怒り
人を造ったことを嘆きました。
そして、洪水で地上のあらゆるものを流し去ってしまうことにしたのです。
しかし、人間の中でも神に従ってまじめに生きていたノアだけは
救ってあげようと箱舟を造る様に命じたのでした。
箱舟が完成するとノアの家族と、すべての動物の雄と雌の1組ずつを乗せ、
洪水が収まること40日後、
ノアがハトを飛ばすと口にオリーブをくわえハトが戻ってきた事で、
洪水が鎮まり「平和」が戻ったことを知ったのでした。
この話から、オリーブの木は平和を表すものとされ花言葉にも由来されています。
「知恵」はギリシャ神話にちなんでいます。
二人の神、海神ポセイドンと知恵と戦いの女神アテナが都市の支配権を巡って争っていました。
争いを知った全能の神ゼウスは、「人々にとって役に立つ贈り物」をしたものに、
都市を与えると伝えます。
ポセイドンは戦いの役に立つ馬を人々に与え、
アテナは食事や薬の材料として様々な用途のある「オリーブ」を与えました。
人々はアテナの贈り物を支持し、アテナに都市の支配権が与えられたのです。
オリーブは「知恵」の象徴として花言葉にも由来しています。
