6月28日の誕生はトケイソウ
花言葉は「聖なる愛」「信仰」「宗教的熱情」
開花期は5月から10月で原産地は熱帯アメリカ、オーストラリアです。
花色は紫、白、赤、ピンク、黄色です。
長く伸ばしたツルの先に、独特の花を咲かせます。糸状や短いヒゲのような『副花冠(ふくかかん)
(花冠または花被(かひ)の内部にある花冠状のもの)』が付くのが特徴で、独特の花を咲かせます。
和名の「時計草(トケイソウ)」は水平に開いた花びらが文字盤が、3つに分かれた雄しべが「時計」の針に
見えることから付けられました。
トケイソウは英語名では「passion flower」と呼ばれているのですが、“passion” はここでは
「情熱」ではなく「受難」という意味で、「キリストの受難の花」という訳になります。
「副花冠」がいばらの冠、「花のめしべ」は十字架、
「花のおしべが貼りつけられた」イエス・キリストを表していると言われ、花言葉の由来となっています。
実際にこの地を訪れたイエズス会の宣教師たちはトケイソウを持って布教をしたとも
伝えられているほど、象徴的な花だったのです。
宗教的な花言葉の「聖なる愛」「信仰」「宗教的熱情」は、
トケイソウがキリストの処刑を象徴する花とされたことがちなみ
花言葉が由来されたと言われています。