11月12日の誕生花はチューリッ
花言葉は「思いやり」「博愛」です。
チューリップは誰もが知っている春を代表する球根植物です。
開花時期は3~5月、6月へ近づくに連れて花や葉が枯れていきます。様々な品種があるため、花色は赤、白、黄色、ピンク、紫、複色など大変豊富で、また八重咲きやユリ咲きなどいろいろな咲き方があります。
チューリップの原産と言えばオランダを連想しますが、トルコが原産で、16世紀頃トルコからオランダに伝わってきました。トルコでは、春にはチューリップがいたる所で咲き誇り、国民に最も愛される花であり、トルコの国花でもあります。16世紀頃オランダに伝わり栽培され大ブームとなったとされています。日本には、江戸時代後期に伝わって来て、当時は一部の上流階級の観賞用とされていましたが、大正時代から栽培がされる様になりました。
花言葉の「思いやり」「博愛」は、オランダの逸話が由来となっています。その昔、美しい少女が、3人の騎士からプロポーズされましたが、一人に決められることが出来ず、女神フローラに「自分を花に変えて欲しい」とお願いしたのでした。少女は、それぞれからプレゼントされた、「王冠」はチューリップの花に、「剣」は葉、「黄金」は球根と、誰も傷つける事なく姿を変えてもらい、3人の騎士は、そのチューリップの花を大切にしたとされています。