11月30日の誕生花はワビスケ(侘助)
花言葉は「控えめ」「簡素」「静かなおもむき」です。
ワビスケ(侘助)は日本、中国、朝鮮半島が原産でツバキ科ツバキ属、椿の一種です。
ワビスケ(侘助)は、ツバキより小ぶりの一重咲きで、半開のまま下向きに咲きます。花色は白や赤、紅色の花弁に白い斑が入った「コチョウワビスケ(胡蝶侘助)」があります。江戸時代に「ワビスケ」と呼ばれていたのはコチョウワビスケ(胡蝶侘助)と言われています。また香りが強いが特徴です。
茶花として有名な千利休が愛した花であり、茶室に好んで飾っていたと言われています。
花名の由来は、この花を丹精こめて育てていた、千利休に仕えていた庭師の名前が「侘助」であった事が説にあります。また、加藤清正が朝鮮出兵のとき持ち帰った説や、朝鮮から持ち帰った「侘助」という人物の名前の説もあります。
花言葉の「控えめ」「簡素」「静かなおもむき」は、ツバキに対して、花が小さく、うつ向いた様に咲く、控えめな花姿から由来されています。