12月24日の誕生花はヤドリギ(宿り木)
花言葉は「私にキスして」「困難に打ち克つ」「忍耐」です。
ヤドリギ(宿り木)はヨーロッパ、アジア北部を原産とする、常緑の半寄生植物です。日本でも全国各地に自生しています。
西洋では、クリスマスに欠かすことのできない縁起の良い植物で、地域によっては、魔除けとしてヤドリギ(宿り木)を玄関に飾る風習があります。
ヤドリギ(宿り木)は、名前の通り、他の木に寄生し、その木から栄養を吸収して成長する植物です。木の枝などに付着したヤドリギの種子は、発芽すると「寄生根(きせいこん)」という根を幹の中に食い込ませ、樹木から栄養分を吸収して生長して行きます。ただ、寄生された他の植物は枯れる事はありません。寄生したヤドリギは、30㎝~100㎝くらいの、緑色の鳥の巣の様な形をしています。
花言葉の「私にキスして」は、ヤドリギの下でキスをする風習があった事から由来しています。クリスマスの日に、ヤドリギの下で、キスをすると幸せな結婚ができると言い伝えがあります。
「困難に打ち克つ」「忍耐」の花言葉は、ヤドリギは寄生した他の木を枯らさずゆっくりと生長して行き、また冬に、寄生した葉が枯れても、緑の葉をつける事から由来しています。