11月16日の誕生花はクリスマスロー
花言葉は「追憶」「私を忘れないで」「私の不安をやわらげて」「慰め」「中傷」です。
クリスマスローズはトルコなどの黒海沿岸地域を原産とするキンポウゲ科ヘレボルス属の宿根草です。「ローズ」と名前はついていますが、バラ科の花ではなく、花がバラの形に似ており、クリスマスのシーズンに咲く事から花名が付けられました。
花期は12月～3月、花色は赤、ピンク、黄色、緑と花の少ない季節にたくましく咲く姿は「冬の女王」とも呼ばれています。
クリスマスローズには、花や葉、茎には強い毒が含まれています。しかし少量であれば、精神を安定させる効能があり、中世ヨーロッパでは病人に薬として飲ませたり、また悪魔祓いに使われていたと歴史にあります。
日本には江戸時代の末期にヨーロッパから、観葉植物ではなく薬用植物として伝わってきた事から、和名では「寒芍薬」（カンシャクヤク）と付けられています。また別名で「初雪起し」などと呼ばれ茶花として茶室に飾れれていました。
「追憶」「私を忘れないで」の花言葉は、クリスマスローズはうつむくように花を咲かせるのが特徴です。その儚げで寂しそうな花姿から由来されています。
「私の不安を和らげて」「慰め」の花言葉は、クリスマスローズが精神を安定させる効能があることから付けられました。
「中傷」の花言葉は、花や葉、茎には強い毒が含まれている事にちなんでいます。
