11月8日の花言葉「用心深さ」|365日誕生日占い

11月8日の誕生花はヒイラギ(柊)

花言葉は「用心深さ」「保護」「先見の明」です。

ヒイラギ(柊)は日本、台湾が原産で、キンモクセイ科モクセイ属の常緑高木です。一年中葉が茂っており、晩秋~初冬に小さいキンモクセイに似た白い花をたくさん咲かせ、香りもキンモクセイの様な甘く強い香りを放ちます。

柊の葉は、濃い緑色のもの以外にも白い斑が入っているものもあり、ノコギリの歯のようにギザギザしているのが特徴とされています。

柊のトゲには魔除けの効果があるとされ、古くから庭木として利用されてきました。立春の節分に、柊の枝とイワシの頭は、「魔除けや厄除け」の意味をこめて玄関先に飾られる「柊鰯(ひいらぎいわし)」は、平安時代から続く習慣です。当時、節分は鬼が現れやすい日とされ、鬼が嫌うイワシの匂いと葉先が鋭いヒイラギを飾り追い払っていたとされています。

柊の名前の漢字は「木」に「冬」と書きますが、柊が冬に花を咲かせることから付けられたといわれています。

和名の「柊(ヒイラギ)」は、葉の縁にあるトゲに触れると痛いことから、ヒリヒリ痛むを意味する「疼ぐ(ひひらぐ)」が語源とされています。

花言葉の「用心深さ」「保護」は花の甘い香りに誘われてヒイラギに近づいても、葉のトゲが邪魔をしてむやみに近づけない事から付けられました。

「先見の明」の花言葉は、葉のトゲは年数とともに少なくなり、丸みを帯びていきます。はじめの姿に捉われず先の事も見通す意味とされています。