12月15日の誕生花は沈丁花(ジンチョウゲ)
花言葉は「栄光」「不滅」「不老不死」「永遠」です。
沈丁花は中国やヒマラヤ原産の常緑木です。春先に香りの良い花を咲かせる、春の代表的な樹木です。夏の梔子、秋の金木犀に並ぶ「世界三大香木」のひとつとして知られています。沈丁花の香りは大変強く、遠く離れた場所まで匂いが届くほどで、香りには100種類以上の成分が含まれているそうです。
日本には、室町時代に中国から伝わってきたとされています。
開花期は2月~3月、外側が紫色で内側が白色の花の他、全体が白い花や淡い黄色の花などの種類もあり、枝の先に数個の小さい花がまとまって大変可愛らしい咲せます。また、花びらのように見える部分は、「萼」が花びらに変化したもので、実際、沈丁花には花びらがありません。
沈丁花の名前は、お香に使われる沈香(ジンコウ)のような香りと、料理のスパイスに使われる丁子(チョウジ)の花の形に似ている事から由来されています。
花言葉の「栄光」「不滅」「不老不死」「永遠」は、沈丁花は常緑木である事から、冬でも枯れることなく一年中緑色の葉をつける事からきています。