9月12日の誕生花は葛(クズ)
花言葉は「活力」「芯の強さ」「治癒」「根気」「努力」です。
原産地は日本全土、朝鮮半島、中国、開花期は8月から9月、葛(クズ)は
マメ科で多年生植物です。
葉の裏に細かい白い毛が生えていることが特徴で、赤紫の花が穂のように咲き
その後、結実してエダマメのような実を付けます。
秋の七草の1つとして万葉集の歌にも詠まれ、大変香りも大変よく、古くから観賞用の植物として
日本人に親しまれてきました。
また、根を乾燥させたものは、「葛根(かっこん)」という生薬としても用いられてきました。
根は山芋のように大きく育ち、葛(クズ)の塊根(かいこん・《養分が大きくなった根》)
からとったデンプンは「くずきり」など和菓子の原料にもなります。
葛(クズ)の名前の由来は、今の奈良県である大和国吉野川上流の国栖(くず)と地域で葛粉が
作られたことに由来しています。
花言葉の「活力」」短期間であたり一面を覆い尽くしてしまう、その繁殖力の強さから由来しています。
「治癒」の花言葉は、古くから薬用植物としても利用され人々の役にたっていることにちなんでいます。
「芯の強さ」「根気」「努力」はクズの生命力の強ささに連想されていると考えれられます。