４月２２日の誕生花｜ムシトリナデシコ
ムシトリナデシコはナデシコ科マンテマ属の越年草で、原産はヨーロッパです。
別名「ハエトリナデシコ」とも呼ばれるため食虫植物と思われがちですが、虫を捕らえることはあっても消化吸収は出来ないため実際は食虫植物ではありません。
葉の下から分泌液を出して蟻などを捕らえますが、これは受粉を邪魔する虫を捕獲して花の部分に登ってくるのを防ぐためと言われています。
開花時期は5月～7月で、5枚の花びらが付いたピンクの花を咲かせます。
寒さや乾燥に強く繁殖力も高いため、最近は至る所で野生化し、白い花を付けるものも見かけるようになってきました。
花言葉は「未練」「しつこさ」「悲しみ」など、あまり良いイメージの言葉ではありませんが、これはネバネバした分泌液で虫を捕らえる特徴に由来していると言われます。
