7月26日の誕生花はニガヨモギ(苦蓬)
花言葉は「不在」「離別」「恋の悲しみ」「平和」「冗談」です。
ニガヨモギ(苦蓬)はヨーロッパ原産で、夏に黄色い小さな花を下向きに咲かせます。
葉がギザギザしており、強い香りを放ちヨーロッパでは殺虫剤やハーブとして使用されています。
また、薬草としても大切にされて来た植物です。
ヨーロッパでは道端などに自生しています。葉がヨモギに似ている事と強い苦味をもって
いることから「苦蓬(ニガヨモギ)」の花名が由来しています。
学名の「 Artemisia (アルテミシア)」は、古代ギリシャ神話女神アルテミスの
名前がつけられています。
アルテミスは『狩猟、月』また『森林と子供の守護者』でもあり、ニガヨモギ(苦蓬)が婦人病にも
効果があると伝えられている事が由来されたと考えられます。
花言葉の「不在」は、ニガヨモギは「アブサン」と言われる強いお酒の原料です。
「absence(アブセンス)」は不在を意味します。このことが「不在」の由来となっています。
そして、「離別」「恋の悲しみ」は世界7不思議の1つで、「マウソロス霊廟(レイビョウ)」に
遺体が安置されている、ギリシャ神話の、「女神アルテミス」が
夫の「マウソロス王」の骨灰をニガヨモギに混ぜて飲んだことが由来しています。