8月16日の誕生花はオミナエシ（女郎花）
花言葉は「約束を守る」「美人」「はかない恋」「親切」です。
オミナエシの開花期は 8月から10月で秋の七草の1つに数えられます。
細くまっすぐに伸ばした茎の先に、たくさんの小さな黄色い花を咲かせ、日当たりのよい
草原によく見られる植物で、日本の広範囲に自生しています。
「万葉集」や「源氏物語」なども数多く登場して古くから日本人に親しまれてきました。
「秋の七草」は観賞用として親しまれただけではなく、炎症を抑える効能がある生薬としても
重宝されています。
オミナエシ（女郎花）の花名は「オミナ」が美しい女性を意味し、古語では「エシ」は
「へし（圧し、減し）」、美しい女性を圧倒している、「おみな圧し（減し）」から
きており、「女性の美しさが負けてしまうほど美しい花」とう意味を表していることが
由来しています。
花言葉の「約束を守る」は有名な能の演目「女郎花（おみなめし）」が由来されていると
いわれています。
夫に浮気をされ妻が川に身を投げてしいまい、妻の埋葬地から「オミナエシ」の花が咲いたそうです。
その花を見た夫は悲しみと罪の重さから、自らも命をたってしまいました。
妻に対しての罪と懺悔の想いがちなむとされています。
「美人」の花言葉は、茎が細くてすらっとした花姿に美しい女性を結びつけたことにちなみます。
「はかない恋」は、物寂しげな秋に咲くオミナエシの花姿から、可憐な女性を思わせたことにちなみます。
