3月3日の誕生花|レンゲソウ
レンゲソウはマメ科ゲンゲ属の二年草で、原産地は中国です。かなりの昔から日本に渡来して野生化し、春になると田園地帯を紫色に彩る日本の風物詩として知られていましたが、今では段々その姿を見ることも少なくなってきました。
しかしながら、現在でもハチミツの蜜を作るための蜜源植物として幅広く利用されています。
田んぼや土手など湿気のある場所を好み、4月~5月になると先端が白・紫に色づいた小さな白い花を咲かせます。この花の形が、低いところに浮かぶ紫色の雲に見えることから、和名では「紫雲英(ゲンゲ)」とも呼ばれています。
花言葉は「あなたと一緒なら苦痛がやわらぐ」「心がやわらぐ」で、これはレンゲソウに利尿作用や解熱作用があり、古くから民間薬として使われてきたことに由来しています。