5月1日の誕生花はトネリコ
花言葉は「威厳」「偉大」「服従」「高潔」です。
トネリコは、日本に自生する半落葉高木です。公園や街路樹などに多く植えられ、また、縁起の良い植物とされている事から、庭のシンボルツリーとしても親しまれています。
開花時期は5月~6月頃で、花びらを持たない、白色の花をたくさん咲せます。花が咲いた後は、細長い3cm~4cm程度の果実が実ります。葉は、小葉が葉軸の左右に鳥の羽のように生えているのが特徴的です。トネリコの木材は、重硬で弾力性がある事から、野球のバットやテニスのラケット、家具などにも利用されています。
花名の由来は、昔、樹皮を煮て、墨を混ぜて練り濃くし、写経などに使っていたものを、共練濃(ともねりこ)と呼び、それが変化した事が由来されています。
花言葉の「威厳」「偉大」「服従」「高潔」は、トネリコは北欧神話にも出てくるなど、「神聖な木」とされ、邪気を寄せ付けず、悪い縁を断ち切る力がある事がちなんでいます。