12月14日の誕生花はツルウメモドキ(蔓梅擬)
花言葉は「「開運」「大器晩成」「真実」です。
ツルウメモドキは日本、サハリン、中国を原産とする落葉性、つる性低木です。
日本の各地に自生して、山の中や野原で見ることができてます。つる性の植物なので他の木や植物に絡んで伸びていきます。5月~6月頃、葉や枝の間から花軸が伸び、小さな花を10個ほど咲せますが、目立つことはなく、またウメの花にも異なり似ていません。
花が終わると実がつき、秋になると実は黄色くなり、黄色い実が熟すと3つに裂けて、大きさが4mmくらいの赤い種子が顔をのぞかせます。
葉は枯れ落ちますが、実は美しい色を保ち続けるため、生け花やリースなど、花材としても人気が高く欠かせない存在です。また、実は食べる事ができ、特に、餌が少ない冬の時期、野鳥にとって大切な食糧になっています。
花名の「蔓梅擬(ツルウメモドキ)」は、つる性で赤い実がなる様子が「梅擬(ウメモドキ)」に似ている事から由来しています。
花言葉の「開運」は、ツルウメモドキの実は黄色から赤色の変化をし、黄色や赤は縁起の良い色とされている事から付けられています。
「大器晩成」の花言葉は、春の終わりに花が咲いてから、実が熟すまで時間がかかる事がちなんでいます。